No.106 翔鶴型航空母艦1番艦 翔鶴 

Contents

概要

ワシントン海軍軍縮条約後のマル三計画に大和型戦艦とともに建造。基本設計から航空母艦として作られたため当時としては最大級の十分な装備を持つ大型空母です。姉妹艦の瑞鶴とともに太平洋戦争の多岐にわたる戦いにおいて常に航空部隊の主力として活躍したがマリアナ沖海戦で撃沈された。

当時は大和型戦艦が建造されておりバルバス・バウを採用し34ノットと高速であり、主要部は巡洋艦並みの防御能力を持つが飛行甲版に装甲はされてません。

太平洋戦争
真珠湾攻撃

佐世保の大村飛行場を拠点として訓練を終えた翔鶴は他の艦船と共に択捉島単冠湾へ終結。1941年11月16日真珠湾へ向かう。

日本へ帰投したのち、1942年再び南太平洋へ出撃し、トラック泊ごラバウル攻略支援を行う。

インド洋作戦

3月24日に、横須賀を出発し、インド洋に進出したセイロン島コロンボを空襲。その後のセイロン島沖海戦では、日本艦隊は空母ハーミーズ、重巡洋艦コーンウォール、駆逐艦ドーセットシャー、豪駆逐艦ヴァンパイヤを撃沈。

珊瑚海海戦

インド方面の帰投途中にあった部隊のうち、瑞鶴、翔鶴、祥鳳はラエ・サラモア・ツラギ・ポートモレスビーの攻略作戦に参加。日米機動部隊の正面対決となり、空母レキシントンを撃沈、ヨークタウン撃破というう戦果を挙げたが、日本艦隊も、祥鳳が沈没と翔鶴が大破、多数の艦載機を喪失し、ポートモレスビーの海上攻略作戦は中止された。

第二次ソロモン海戦

ガダルカナル島をめぐる戦いでは第一次ソロモン海戦が勃発し、翔鶴は瑞鶴、龍驤とともに日本を出発、機動部隊同士の戦いでは戦果を挙げられず、龍驤が沈没し、多くの艦載機が失われ、輸送船団も引き返した。

南太平洋海戦

1942年10月25日予定の陸海軍のガダルカナル島総攻撃支援のため、第一航空戦隊の空母3隻(翔鶴、瑞鶴、瑞鳳)はソロモン海域に進出。米機動部隊と対峙、空母ホーネットを撃沈、エンタープライズを大破

マリアナ沖海戦

アメリカ軍のサイパン島襲来に伴い日米軍が激突し、新鋭空母大鳳が加わった。しかし、米潜水艦により駆逐艦が次々と失われ消耗を重ねる。日本軍は護衛駆逐艦の数が少なく艦載機の攻撃より、潜水艦の攻撃により、大鳳が失われ、翔鶴も次々と魚雷が命中し、退艦するために飛行甲版に集まっていた乗組員とともに、急激に前のめりに沈下し、大爆発を起こし沈没した。翔鶴の艦歴は2年10ヶ月であった。

艦これの翔鶴

正規空母の正装の弓胴着のスタイル。銀髪のリングヘアーに赤の鉢巻き。おっとりとした雰囲気にまじめな大和なでしこ。実際の甲板同様胸板に「シ」の文字が入ってます。姉妹艦・瑞鶴に比して不幸のイメージが付きがちで、メディアコミックスでは不幸なポジション付けがされてます。

特徴のある艦娘の多い中で、優しげな容姿と声に魅了され、妹の瑞鶴にはやさしく気を使っている面も見られます。

 

改二の容姿は以前とほぼ変わらず、ジェット機の運用の前提か、飛行甲板にカタパルトが装備され、耐熱コーディングが黒く施され、鉢巻きのカラーが変更されてます。

 

 

サンタ衣装で楽し気な様子が実装されている翔鶴。

プラモデル

フジミ


フジミ模型から1/700シリーズとして特シリーズとして、昭和16年、昭和17年、構成によって変えられる、昭和17年/19年バージョンと年代によって再現できます。

フルハルモデルでエッジングパーツ付きのよりリアルさを再現してます。

1/350 艦船モデルでは1941年の開戦時の真珠湾攻撃時の零戦・九九式艦爆・九七式艦攻が付属しております。

タミヤ

1/700サイズのウォーターラインシリーズとしてはタミヤが手掛けております。

その他

ちび丸シリーズは健在で、姉妹艦の瑞鶴、甲板に装甲を施した大鳳の三隻のセット販売もあります。

1/3000 集める軍艦シリーズではマリアナ沖海戦の小沢艦隊セットもあります。

フィギュア

 

いつもは優しいお姉さんの戦闘時のリリシー姿を表現。

 

青島文化社

精巧な模型を手掛けるメーカーだけにあって、緻密に再現されてます。

 

 

 

 

艦これ 関連グッズ

 

人気のキャラの割には、あまり多くは発売されておりません。

 

 

夜戦仕様

 

 

駿河屋では同人サークルのオリジナル商品が手に入ります。

 

基本情報

建造所 横須賀海軍工廠
運用者  大日本帝国海軍
艦種 航空母艦
級名 翔鶴型
建造費 予算 84,496,983円
母港 横須賀
艦歴
計画 昭和12年度(1937年)、マル3計画
起工 1937年12月12日
進水 1939年6月1日
竣工 1941年8月8日
最期 1944年6月19日沈没
北緯11度40分 東経137度40分
除籍 1945年8月31日
要目(特記無きは計画]
基準排水量 25,675英トン
公試排水量 29,800トン
満載排水量 32,105.1トン
全長 257.5m
水線長 250.00m
垂線間長 238.00m
水線幅 26.0m
深さ 23.00m(飛行甲板まで)
飛行甲板 長さ:242.2m x 幅:29.0m
エレベーター3基
吃水 公試平均 8.87m
満載平均 9.32m
ボイラー ロ号艦本式缶(空気余熱器付)8基
主機 艦本式タービン(高中低圧)4基
推進 4軸 x 300rpm、直径4.200m
出力 160,000hp
速力 計画:34.0kt
1944年5月調査:34.37kt
燃料 計画:重油 5,000トン
1944年5月調査:重油 5,070トン
航続距離 計画:9,700カイリ / 18ノット
1944年5月調査:12,251カイリ / 18ノット
乗員 計画乗員 1,660名
搭載能力 九一式魚雷 45本
爆弾 800kg90個、250kg306個、60kg540個
飛行機用軽質油 745トン
兵装 新造時
40口径12.7cm連装高角砲8基
25mm3連装機銃12基
爆雷6個
最終時
40口径12.7cm連装高角砲8基
25mm3連装機銃18基
25mm単装機銃(橇式)14挺
装甲 計画
機関室舷側 46mmCNC鋼
同甲板 65mmCNC鋼、25mmDS鋼
弾火薬庫舷側165mmNVNC鋼、50DS鋼
同甲板132mmNVNC鋼、25mmDS鋼、
搭載艇 12m内火艇3隻、12m内火ランチ3隻、8m内火ランチ1隻、9m救助挺2隻、6m通船1隻、13m特型運貨船2隻
搭載機 計画
零式艦上戦闘機18+2機
九九式艦上爆撃機27+5機
九七式艦上攻撃機27+5機
計 常用72機、補用12機
1941年12月7日保有機
零式艦上戦闘機:18機
九九式艦上爆撃機27機
九七式艦上攻撃機:27機
最終時
常用74機、偵察3機
1944年6月19日保有機
零式艦上戦闘機:34機
天山艦上攻撃機:12機
(偵察用:3機)
彗星艦上爆撃機:18機
二式艦上偵察機:10機
九九式艦上爆撃機:3機
レーダー 21号電探1基
ソナー 仮称九一式四号探信儀1組(後日装備)
その他 着艦識別文字: シ

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です